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脚本☆はぅとぅ

脚本☆はぅとぅ 目次
#01 ★脚本でも書いてみようか?★

#01 ★脚本でも書いてみようか?★ by おだ

脚本のパターン

物語書きたいよね?(笑)
なら、大丈夫!いける!!怖くない!
その気持ちをたっぷりたくわえてスタートしてみよう。
まずは、目指す完成形のパターンを知ってみよう。
短編 3分〜10分
中編 10分〜30分
長編 30分〜
とまぁ、こんな感じはイメージしやすいですね。
長編のパターンもいくつかあって、
単発連作 シリーズ
継続連作 つづく長編
単発の連作は、アンパンマンみたいな感じ。
一話完結っぽいけど、次のお話がある。みたいなもの。
継続連作は、テレビドラマみたいな感じ。
全12話とか、それっぽいよね。
ここで、頭の中を整理すると、
聴いてる人(お客さんとか友だち)って、『24時間耐久聴きっぱなしの刑』ってわけにはいかないよね?
実際、長編を手がけているところでも、1ファイルの時間だけでいうと、
20分〜30分〜40分くらいで公開しているんです。
長編のお話も、噛み砕いていくと、中編の集まりってことになる。

中編の目指すところは、10分〜30分くらいの長さを目安にしていくくらい。
初心者としては、この中編に着地する出来具合を目指してみようか?

準備するもの

えんぴつと紙。

とかそういう話題ではなく、物語を書いていく準備をさっそくはじめてみよう。
では、妄想をはじめてください。これを読んでるあなたの得意なヤツ(笑)

………………。
よろしいか? 戻ってきてください?
なんとなくほわ〜〜〜とある空想・妄想・イメージを種にして、今からいくつかの質問に答えてください。 えんぴつと、紙でも使おうか?(笑)
質問1
一番言わせたいセリフは?
それは、脚本の中で使っていこう!

質問2
誰が言った?
これをキャストAとしよう。名前決めちまえ。

質問3
誰に言った?
これをキャストBとしよう。とりあえずこっちも名前決めちまおう。

質問4
一番言わせたいセリフを言った時の、その2人が居る場所はどこ?
何が見える? どんなものが置いてある? どんな雰囲気? 時間はどんな感じ?
ざっくりとつかんでみよう。
複数じゃなく、ワンシーン。そのセリフを言うときのことだけメモしてね。

質問5
そのシーン(同じ場所)の、最後のセリフはどんな言葉?
一番言わせたいセリフでもいいよ。それでシメられるなら。
ここで、考えてほしいセリフというのは、
例えば、このセリフのあとに、映画でいうところのエンドロール(役者さんの名前とか、監督の名前とかのアレ)がババーーンと流れてきて、なんか雰囲気の良いBGMとか流れてきちゃうくらいのOKなやつ。
そのセリフで、シメよう。そうしよう!ってやつ。
では、そのセリフの下に、『 -END- 』ってためしに書いてみて。

一番言わせたいセリフがシメのセリフだった人は、 「二番目に言わせたいセリフ」を考えてみよう」

質問6
脚本担当のあなたのペンネームは?

質問は、以上です。

ボイスドラマ脚本を書く準備

ボイスドラマ脚本ってのは、登場人物のセリフだけだと思うでしょ?
半分正解。セリフで組み上げていくってことを念頭に置かなきゃね。
けど、もう半分は、考え方によっては、『効果音』っていう役者もいてくれるってこと。

では、さっそく書いていってみよう。
さっきの質問メモを見ながら、同じように書いてみようか。


題名『          』 (空欄でいいよ)
脚本担当 : ________(あなたのペンネームを書いてみよう)
キャスト:  _______ (キャストAの登場人物名を書いてみよう)
 _______ (キャストBの登場人物名を書いてみよう)


<ここから本文>

ボイスドラマ脚本の本文用の約束事?

さぁ、いよいよ、なんかそれっぽいものを書いていこうかね。
「脚本形式のきまりごと」みたいなのは、あるらしいよ。
それは、ここでは紹介しない。
某脚本団体とか、プロの方々がやってるのは、それはそれ。
知ってる人は使ってみればいいと思う。けど、そんな形式とかどうでもいい。
今は、書いてみることに注目してみよう。

台詞の書き方は、
登場人物名「————セリフ————」
使いたい方を自分で決めて使ってみよう。 「 」 でくくったほうが改行した時に見失わなくて済むから。

効果音をいれたいとき

*SE ○○の音 とかでもいい。
けど、慣れないうちは、ト書きっぽく書いてもいい。
*○○の音が聞こえる。
*台所で母親がお皿を洗っている
*道路を行き交う車やバス、人々の雑踏の音が聞こえてくる
とか、なんでもいい。
○○の音。って効果音を単発で書くよりも、
登場人物の行動を書いていく風とか、場所の様子を長々と書いていった方が、
あとで仲間と一緒にボイスドラマに組み上げるときはとても参考になるんだよ。
だから、気にしないでいい。
音響担当さんや役者さんに脚本を渡して伝わらなかったら、書きなおせばいい(笑)


セリフの書き方
効果音を伝える文章の書き方

これだけをつかって、さて、いよいよ書いていこうか。

ボイスドラマ脚本の本文を書く 途中〜ラスト

今回は、頭から書かない。
めっちゃ途中から。
だけど、終わりまで。

質問メモを手元に用意して?
一番言わせたいセリフは?
そのシーン(同じ場所)の、最後のセリフはどんな言葉?
ポイントは、この2つのセリフの間の時間を書いて埋めていく。
それだけ。
二番目に言わせたいセリフ〜シメのセリフ。
この間を会話でうめていく。

シーンは、一番言わせたいセリフを言った時の、その2人が居る場所はどこ?
この質問の場所。
場転禁止。場転っていうのは、シーンが変わる事。変えなくていいよね。同じ場所だから。
回想シーンをはさむとかそういうのもあっていいけど、
今回は、シンプルに、セリフ〜セリフの時間を登場人物に演じてもらおう。

その登場人物はどんな顔してそのセリフを言った?
その登場人物はどんな気持ち?
その登場人物に対して、どんな返事を返した?

そうやって、ふたりに会話させていこう。

ボイスドラマ脚本の本文を書く 物語の冒頭

ここまでで、途中の一番言わせたいセリフから、終わりの-END-まで書けてるといいなぁ。
そこまで書いたら、主人公がAかBのどっちかになってる。

次の話題は、冒頭部分のお話。
書き始めって言われる部分。

この書き始めにいくつかのテクニック(手段)を知っていると、物語がちゃんと伝わりやすくなる。
冒頭部分のパターンとしては、
台詞で入る。
モノローグで入る。
ナレーションで入る

モノローグっていうのは、主役級の人の独り語り。
ナレーションっていうのは、登場人物じゃない視点からの説明っていう風に分けて考えてみよう。

では、冒頭部分で何を伝えると良いのか?
今、いる場所
登場人物の名前
登場人物を構成する要素(年齢とか、容姿・見た目、とか)

今回、チャレンジしてもらいたいのは、
モノローグ「俺は、東京第三高校2年、青葉真一だ。今、授業が終わった、これから家に帰ろうと思ったところだ」
をやめよう。
聴いてる人に伝えたい情報を、会話の中で小出し小出しにしていこう。
それが、小説とボイスドラマ脚本の特別違って面白いところだと思うよ。

その方法としては、場面に流れている音を妄想の中でとらえて、文字に引っ張り落としてきましょう。

*効果音 学校のチャイムが鳴る。教室の中がざわついている。外でカラスの鳴き声が聞こえる

そして、もうひとつ、彼の名前と、話題でそれを補っていこう。
友人「青葉? なぁ青葉?」
青葉「ん?」
友人「起きろよ、青葉、もう授業終わってんぞ。」
青葉「うわ、まじかよ」
友人「数学、あさって小テストだと」
青葉「なんで?」
友人「しらねぇよ」
青葉「2年になってから小テスト多くねぇ? 宿題もくそ多いし、また教科書持って帰らなきゃなんねぇじゃん」
*効果音 カバンに教科書やノートを片づける音
友人「青葉、すぐ帰んのかよ?」
青葉「ん? うん、別にどっか行くつもりもないけど? どうかした?」
友人「あの噂話聞いたかよ? …………」

とまぁ、こうやって入っていくと、モノローグに書いた内容が、セリフで聴けます。
どんな名前で呼ばせるか?
そこの場所で聞こえてくる音の組み合わせで、場所の特徴、時間や、空の色まで想像できるかもしれませんね。
工夫次第で、会話の流れがスムーズにもなります。


と、そんなわけで、あれ?
もう書けちゃった?

-END-マークまで出そろった時の心地良い疲労感と、
その物語が、たとえ起承転結になんてなってなくても、声の物語になったときの喜びを、味わっていただけたらうれしいです。

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